もり塾

3期実践コース開講! 矢印

【もり塾を歩いたら(6)】学んで稼ぐライターへ。もり塾の新プロジェクト

ライター養成講座もり塾卒業生レポート6

もり塾を歩き切った——その後も続く、ライター修業の旅。
「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」第1期を修了したノムラが、バリバリ稼げるライターを目指し、歩み続ける様子を綴ります第6回は、ライターの卵を後押しするもり塾の新プロジェクトについて

ライター講座を卒業したら、即ライターの仕事に就けるとは限らない。これは、この道を選んだときに立ちはだかる壁の一つです。

「ライター養成講座・もり塾」の運営母体は「めでぃあ森」という出版社です。その特性を生かし、私たち卒業生や受講生たちを、稼げるライターへと導くプロジェクトが発表されました。

目次

出版社が母体の講座だから、ライターが翔るチャンスを提供できる

こちらのブログで書かせていただくようになってから、おかげさまで1年以上が経過しました。
素人だった私がここまで続けられたのは、先生やスタッフの方のサポートがあったから。本当に感謝しています。

卒業生としてのライターの活動を拡大したいところですが、日常生活に押し流されてしまい、歩みの進まない現状に悩みながら綴る日々。最近はブログネタも思い浮かばなくなってきて焦りを感じていました。

そんなある日舞い込んできた「もり塾、新プロジェクト説明会」のお知らせ。

新プロジェクト!

新鮮で奮起できそうな予感、さっそく説明会に参加させていただきました。

「ライター養成講座・もり塾」の運営母体は、塾長の森先生が経営する「株式会社めでぃあ森」という出版社。書籍の立案、企画、営業、取材、編集、校正など、出版に関わるさまざまな分野を担っています。

それは、ライターに発注する側の立場でもあり、「ライター養成講座・もり塾」で育ったライターが活躍する環境を提供できるということでもあります。
その特性を活かして発案されたのが「もり塾・学んで稼ぐプロジェクト」です。

昨今、「自分史や社史を残したい」という人や企業は少なくないそうで、それもWebではなく本という形にして残したいという要望もあると言います。

このプロジェクトは、そういった出版を希望する人や企業、団体を探して提案。成約に至った場合、インセンティブを受け取れるほか、取材同席が可能、文字起こしなどの仕事も受注でき、さらにプロがアシストする執筆もさせてもらえるというもの。

それはライターにとって、ブックライティングという大きなキャリアを積めるチャンス。初心者ライターの私からすると、雲の上のことと思っていた話が突然舞い降りてきたかのようです。

森先生は、
「まずは出版費用を自分で負担する「自費出版」で本を出したい人や企業などを、自分の周辺からリストアップしてみましょう。できれば自分のやりたいこと、やりたいジャンルから探すと良いでしょう」
と、プロジェクトのための最初の一歩を示します。

「もちろん出版社が費用を負担する『商業出版』ベースの大きな企画が見つかればそれでもOK」と、夢と理想は高く掲げることも促してくださいました。

ブックライティングの壮大さにおののく

その話を聞いたとき、私は、「書籍の出版に携われる」ということに一瞬胸が膨らみましたが、その壮大さを思うと後退りしたくなりました。

書籍というと5万字から10万字、多いものだと15万字が必要とされています。

自分が書いた経験があるのは多いものでも4000字から5000字。その10倍どころか20倍30倍の量の文字数です。

また、著者の方にお話を伺って、文章として書き上げ、書籍にまとめるために何度も内容を練ったり打ち合わせを繰り返したりと、仕上げるまでに高いスキルと長い時間を必要とします。

そんなふうにプロジェクトの内容がなんとなく想像できるのは、「ライター養成講座・もり塾」で組まれていたカリキュラムの一つ「卒業制作」の体験があったから。あのときブックライティングをしっかりと模擬体験できたのだと、あらためて実感しました。

壮大さに、怖気づいていても進歩できません

私の現在の状況とスキルでは、すべての過程に関われないかもしれないけれど、なんとか企画だけでも提案できたらと思いを奮い立たせます。

しかし、そう簡単には「著者になりそうな人」など思い浮かばないもの。これは、卒業制作の企画のときにも苦労したけ思い出が蘇ります。ブログのネタが枯渇しそうな今の私への警鐘とも感じました。

ライターとしての仕事の幅を広げるためには企画力

ライターは企画力!
と講座で聞いたことがあります。
ライターは文章力が最も重要なはずなのに、なぜ企画力が必要なのだろうと不思議に思っていました。

「書く仕事」といっても、「何を書くか?」という元々の素材、つまりネタが必要です。

その日思いついたことを書く個人の日記ブログでさえ、「その日その人が経験したことや、考えたこと」などのネタがあります。

雑誌やWebコンテンツならば、季節、ジャンル、カテゴリーなど何かしらのテーマやイベントなどの素材があり、それを調査したり取材したりして一つの記事に仕上げていくわけです。

出版社やWeb運営会社が提示した企画に基づいて、言われるままに取材したり執筆したりするだけでは限られた仕事しか得られないでしょう。

仕事は自分で取りに行くもの
と強調していた先生の言葉を思い出します。

ライターは、ネタを見つける好奇心と観察力と行動力、それを提案できる企画力も重要なスキルなのだとあらためて痛感。

たとえ忙しい日常生活に追われていても、それらを高めるためにできることを探し、少しでも実行しなければと気持ちを新たにしたのです。企画から執筆まで受注できる日のために。

第7話「本業、副業、習い事。どうセルフマネジメントするかに続く。 2023年10月公開予定!

野村 紀美子(のむら きみこ)

アパレルメーカーで販売業務を20年。
2万人以上の女性に接客し、「ファッションは人の心を豊かにし、人生も変わる」と確信。現在は店長職を辞し、女性やサービス業の人々にエールを送りたいとライター修行中。 https://www.instagram.com/marmaidolphin
もり塾ライター養成コース卒業制作では、LOF ホテルマネジメント日本法人社長薄井シンシアさんを取材した。
予告編はこちら→ https://mori-jyuku.com/booklets-5/

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