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【もり塾を歩いたら(14)】一人編集会議を開いてみた

稼げるタイターになるために!ライター養成講座もり塾卒業生レポート

もり塾を歩き切った——その後も続く、ライター修業の旅。
「もり塾ブックライター・編集ライター養成コース」第1期を修了したノムラが、バリバリ稼げるライターを目指し、歩み続ける様子を綴ります第14回は、フリーランス・ライターゆえの悩みについて。

取材先を探して歩きまわっても、気になったお店が全て取材対象とはなりません。
実際に訪れてみると、印象が違う、タイミングが合わない、時にはお断りを受けることもあります。
副業ライターの私は、限られた時間の中で効率よく取材活動をするためのノウハウが必要です。

目次

相談相手のいないフリーライター

最初の取材成功に味を占めて、次々とあちこちを訪問。気がつけば、かなりの件数を回っているのに、実際に原稿として収めることができたのは、ほんの数件です。

効率が悪い仕事ぶりに落胆し、一人で悩む日々が続いていました。

フリーランスの仕事は、上司から指示や指導を受けることもなく、同僚に相談することもできません。
すべての確認や対策、難題の解決は自分だけで行なっていくしかない——

自由な反面、孤独です。

出版社やコンテンツを発信する企業には、編集部や企画部なるものが存在しています。
企画立案から取材先の選定、進捗確認、意見交換が活発に行われ、今後の対策が設けられているはず。

私は、そういった組織で働いたことはありませんが、一般的な仕事と同じと考えれば想像できます。

一人編集会議で、客観的に検証

そこで、上司、同僚、仲間、全てを一人で演じる一人編集会議を開いてみることにしました。

一人芝居のように声を出して話し合うのではなく、ノートに対話形式で書き出していくもの。
自分の中に、空想のマネージャーや同僚のような人物を創り上げ、考えられる問題を提議し、方策を列挙して解決を試みていくのです。

まず、数値化できるものを検証し、進捗を確認し、対策を考えてみました

訪問数に対する取材実績、初めての訪問から取材、原稿完成までの日数や訪問回数。原稿作成に費やした時間。

なんとなく自覚はしていましたが、驚くほどヒット率の少なさ、執筆速度の遅さによる総時間数の多さにあらためて愕然としました。

計画性が足りん! 戦略が必要!

仮想上司に喝を入れてもらいます。

ヒット率アップにはマインドチェンジが必要

成果を上げるには、機会ロスの回避と、ヒット率アップが必要。

特に同じお店やエリアに訪問する回数を最小限に抑えることが課題として浮き彫りになりました。

お店の定休日や地域のイベント日程と、自分の休日とが合わず、悔しい思いをする日がしばしばありましたが、これらは、早い時期から調査を行い、本業の休日を調整すれば良いので、すぐに解決。

訪問時の担当者不在、先方の都合、天候、取材拒否などは、予測がつきにくいので仕方ないことです。

しかし、自分の優柔不断や躊躇といった感情から、訪問したのに取材を切り出せないことも多く、大きなマイナス要因となっていました。
客としてお店を利用したのに、実は取材が目的であると後から明かすことに強い抵抗を感じていたのです。

何度か訪問して、顔見知りになってから取材を申し出るという方法をとったこともありましたが、そもそも、意図を隠して接近するのは企んでいるようで失礼な気がします。

ならば、最初から名刺を出して、飛び込み営業マンのごとく次々とお店をまわることも考えました。

しかし、名もなきライターの取材依頼など、営業トークならぬ取材オファートークの達人でなければなかなか結果が出せないでしょう。一度断りを受けてしまったら、再度お願いに行くのは容易ではないでしょう。

取材先候補は減少の一途を辿り、行き詰まってしまいます。

取材はやっぱり下準備が肝要

一人編集会議では、取材の承諾可否についてさらに詳しく検証を行いました。

結果、仮に訪問が複数回になろうとも、下見を含めた予備取材が必須という結論に。

外観、店内の様子や雰囲気など現場の状況と、お店が発信しているネット情報などの把握です。

もり塾の講義でも、
取材は、下調べを入念に
相手の情報を詳しく知ることは、取材時の無駄な質問を回避し、話題作りにもなる強力なツール」との教えを受けたことを思い出します。

取材候補を見つけたら、まずは外観確認と下調べを行います。

撮影環境や混雑状況などを加味した対策を十分に練ってから、下見と予備取材を兼ねて訪問。
取材先に適していると判断できたらその場で、「素敵なお店なので、ぜひ取材したい」と、心からの称賛を伝えます。

自分の中である程度のルールを決めて訪問すると、ためらうことなく名刺を出せるようになり、スムーズに取材が進むことも増えてきました。

積年の課題、ライティングスピード

今回のお仕事は、絞り込んだ内容を少なめの文字数にまとめ、読者を一発で掴むタイトル付けがポイントです。

もり塾の講座を受けていたころから、執筆速度が遅い、文字数オーバーしがち、タイトル付けが苦手、という悩みがまだ克服できていません。

スキルアップは、戦略よりも日々研鑽といったところです。

ちなみに、孤独な自分を悩みの沼から救いだすための一人編集会議です。

客観的な視点を保ちつつ、空想の上司は決して私を責めないように、仲間には慰めてもらうように人物を設定。

定期的に会議を開いてみようと思っています。

第15話「足が動けばペンも走る」に続く 2024年7月公開予定!

野村 紀美子(のむら きみこ)

アパレルメーカーで販売業務を20年。
2万人以上の女性に接客し、「ファッションは人の心を豊かにし、人生も変わる」と確信。現在は店長職を辞し、女性やサービス業の人々にエールを送りたいとライター修行中。 https://www.instagram.com/marmaidolphin
もり塾ライター養成コース卒業制作では、LOF ホテルマネジメント日本法人社長薄井シンシアさんを取材した。
予告編はこちら→ https://mori-jyuku.com/booklets-5/

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