6月12日(土)、6回目の講座を開催しました。
テーマは「タイトルと構成」。
講師は、歌舞伎ライターであり、映画ライター養成講座の講師などで活躍されている仲野マリさんです。
互いに学び合い、皆で高みを目指す!
前半は、原稿を書く上で大事なことについて。
自分にしか書けないテーマや視点とは?
それを的確に伝えるのに、構成やタイトルはたいへん重要なものになるのがわかりました。
後半は、事前に提出していた課題の総評です。
Aさんの原稿のよい点は、他の人の参考になるし、
Bさんへの注意点や指摘は、これもまた自分の学びになります。
そして、なによりも、塾生の数だけ「個性」があることを感じました。
多くの講座で講師を担当する仲野さんは、こんなふうに語っていました。
マンツーマン添削のよさは、その人の持ち味を生かして上達ができる。
グループ学習のよさは、他の人の文章を客観的に見られること。
それに加えて、自分の学びがある。
仲間へのアドバイスは自分の糧になり、皆で高みを目指すことができる。
まさに、もり塾!
グループ学習でありながら、個人指導でもあり、
両方に取り組むことで相乗効果が発揮されています。
塾生が力をつけていく様子を感じて、見守り隊の事務局メンバーも、さらに応援しています。
「ライターは文章○○○○」
仲野さんの言葉で、私がハッとしたことがありました。
「ライターは文章○○○○」
おおっ! なんと言い得た表現!
○○○○に入る言葉を聞けば、誰もがその役割をイメージできるでしょう。
なるほど、読者にとって、ライターの文章とは、つまりライターとは、そういう存在なのか。
ふむふむ。
自分なら、どんな言葉で表現するだろうか?
そんなことを考えました。
さて、今回もまた、課題が出されました。
とある本を読んで、決められたテーマで原稿を書き、考察すること。
私も、たぶんその本を読んだと思うのですが
内容を思い出せない(汗)。
どういう意識で本を読むのか、それによって読書のしかたは変わりますね。
(ぼんやり読んでいたのがバレバレです)
さて、受講生は、どんな課題原稿を書くのでしょうか?
それぞれの個性が発揮されるに違いありません。
(事務局・高井 記)