もり塾編集ライター実践講座のゴールは、アマゾンでも販売するブックレットの制作。取材時の撮影も塾生が担当します。実践講座第3回目ではワンランク上の記事を作るための撮影テクニックを学びました。
(受講生 武田よしえ 記)
取材時の撮影で一番大切なことは?
前半はプロカメラマン濱口太さんの講義です。
まず「撮影前に必ずやらなければいけないこと」を教わりました。
これは、オンライン会議にも役立つ基本の「キ」。
濱口さんのレクチャーに刺激されて、早速実行した私。
「はい! 武田さん、画面がきれいになりましたね」
すかさず濱口さんから声かけが!
主な講義の内容は「人物撮影の時に気を付けたいポイント」。
取材相手の笑顔の引きだし方、インタビューシーンの撮り方、撮影する時の撮影者の立ち位置の3つのポイントを話してくださいました。
またアップルストアで実施した講座で一番反響が高かったという「スマホでぶれずに撮影する方法」も教わりました。Zoom画面越しに映る濱口さんの持ち方を私もマネしましたよ。
「技術的なものはあとからついていく。大切なのはレンズと笑顔」と濱口さん。
日ごろの練習の積み重ねが本番で活きるのですね。
撮影の工夫で、ワンランク上の記事が出来上がる
後半は編集者、ライティングスペシャリストであり、もり塾の運営スタッフでもある高井紀子さんの講義です。編集ライターの撮影の心得を教わりました。
インタビューでは編集者が同行する場合、カメラマンが同行する場合、ライター自身が撮影する場合の3パターンがあり、パターンによってライターの役割は変わります。
取材準備、当日の集合時間前にやること、取材時に気を付けることなど、すぐに実践できるヒントをたくさん教わりました。高井さんの説明を聞きながら、私も取材時のイメージトレーニングをしましたよ。
気づきや感想のシェアタイムでは「参加者の顔が撮影できないイベントでの撮影の工夫」が印象深かったという声が上がりました。
実際にネットに掲載された取材記事を見ながらの説明で、制限の多い取材でも撮影時の工夫によってワンランク上の記事を作ることができるのだと納得です。
写真の練習のために塾長が作ったグループページには、早くも撮影した画像をアップする仲間が!
ブックレット作成に向けてスイッチオン!です。