ブックライター養成講座第7回は、インタビュー原稿の書き方を学びました。
前回の講座で行ったインタビューから各自が書き上げた原稿を、塾長の森恵子先生が添削。改善すべき点などを確認しました。(報告:受講生 名月照恵)
読み手に的確に伝えるために、チェックすべきポイント
第6回の講座では、「感動したこと」をテーマに、受講生同士でインタビューし合いました。
受講生はそれぞれ、インタビューした内容をもとにインタビュー原稿を、インタビューされた内容をもとにエッセイを作成。
インタビュー原稿はインタビュイー(答える側)の語った内容を的確に文章に落とし込むため、構成や推敲に力を入れて各自が書き上げました。
苦労作のそろう中、以下のポイントをもとに添削が展開されました。
・読んでもらいたい読者層を意識して書いたか。
・読者層や掲載する媒体を想定している場合、それに見合った文体になっているか
・大げさ、もしくは抽象的な表現がないか
・インタビュイーの顔写真をきちんと見映えよく撮れているか
・名称に間違いはないか
・タイトルは適切な長さや表記になっているか
「インタビュイーの価値観が強く表れたり、独特に表現されていたりする言葉はどう扱うか」
「書籍・雑誌とウェブの記事では、文体や表現、形式がどう違うのか」
といったポイントも、森先生は解説。
読者層に応じた文体の変え方も、例を挙げて説明されました。
一方、各自が作成したエッセイは、冗長だったり分かりにくかったりする表現や、副詞や句点の使い方が的確でない点などが添削されました。
インタビュイーにぴったりな表現で、読者に響く記事を
ひと通り添削が終わると、ふたたび受講生同士でインタビューを実践。
今度のテーマは「一週間、何をしてもいいなら」。
インタビュワー(聞き手)は15分の間にテーマに沿った内容を聞き取り、気になった点などを追加で質問していきました。
画面を通して、インタビュイーの撮影も行いました。
今回インタビューした内容をもとに、1人称(話し手の語り)と3人称(聞き手の視点)の2つのタイプで記事を作ることが課題となりました。
今回出された課題も含め、受講生は計3本のインタビュー原稿を講座で作ったことになります。
媒体にマッチして、読者に響くインタビュー記事を書くためのポイントが示された今回の授業。
文体、タイトル、表現などに一層気を配り、インタビュイーの魅力を的確に伝えられる記事を作っていきたいと、改めて思いを強くしました。