もり塾

ブックライター講座十一月開始! 矢印

インタビュー実践で得た学びをシェアする【編集ライター養成講座第6回】

「もり塾編集ライター実践講座」も折り返し地点に差し掛かり、最終目的である“ブックレットの発行”に向けて本格的に動き出しました。写真の撮り方やインタビューの方法など、これまで各講師から学んだスキルを、実践に活かす時が来たのです。今回はインタビューを終えた受講生が実践で得た学びをシェアし、これを原稿に落とし込むための手法について学びました。講座の様子を<受講生Y.I.>が報告します。

目次

取材を終えて 〜 感想やこれからの課題のシェア 〜

授業はインタビューを終えた受講生の「感想と今後の課題」の発表から始まりました。

受講生6人中、インタビューを終えたのは3人で、全員がその内容に興味深く耳を傾けていました。
それぞれがもり塾で学んだテクニックを駆使し、無事にインタビューを終え、森先生も安堵した様子でした。

どのようなことが実践で役に立ったのか、具体的な意見をいくつか紹介します。

インタビューの始め方
「今までインタビューで同じような質問をたくさん受けているとは存じますが、一人称で記事を制作したいので、〇〇さんのお言葉でぜひもう一度聞かせてください」など、第5回の模擬インタビューで学んだ言葉の言い回しが役に立った。

写真を撮る枚数
「写真は後から選べるように、とにかくたくさん撮りましょう」というアドバイスを受け、100枚以上撮影した。そのおかげで写真選びに困ることがなかった。

聞かせていただくという姿勢
「聞かせていただく」という姿勢を大切にしたことで取材がスムーズに進み、取材相手が想定よりも多くのエピソードを語ってくれた。

インタビューを終えた3人は、各々が得た情報をどう構成しまとめるかが今後の課題となりました。
一方、これからインタビューに向かう3人にとっては、具体的な学びの時間になったようです。みなさん目を輝かせていて、真剣な表情が印象的でした。

第5回講師・鈴木裕子さんの取材記事を読んで意見交換

前回、特別模擬インタビューをしてくださったライターの鈴木裕子さんの取材原稿を読み、意見交換を行いました。
インタビューから何を選択して記事にするのか。プロライターの判断を実例で学ぶことができるのは、もり塾ならではの貴重な体験です。

記事のフォーマットにあわせた原稿の書き方

授業の後半では、初めてフォーマットに合わせた原稿を書く受講生のために、文字数の数え方やWordの設定方法を教えてもらいました。「小見出しは3行どり」など、原稿作成時には注意が必要です。

それぞれがよい作品を作っていくために、自分と向き合う時間がいよいよ始まった
そんな感じがした第6回講義でした。

編集ライター超初心者の私ですが、第6回までの講義を通して、編集ライターとしての仕事を順序立てて学んできました。森先生の容赦ない指導にもめげず……というのは冗談で、愛のあるご指導と、同じ目標に向かう人と一緒に学ぶ機会を得たおかげで、充実した時間を過ごせています。

特に「実際にインタビューしたい人にオファーして、インタビューをする 」というカリキュラムは、私の人生においても素晴らしい経験になりました。この貴重な体験をどうまとめるかが、今の最大の課題です。

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