もり塾

ブックライター養成講座11月開始! 矢印

日本語で表現する「愛のことば」

もり塾第3期卒業制作

食野雅子さんは、児童書やノンフィクション、小説、写真集など、数多くの翻訳を手がけ、さらに多くの著書も出版されている翻訳家です。

中でも絵本作家の、ターシャ・テューダーの作品に多く携わっています。私が食野さんを知り、強く惹かれたのは『喜びの泉』という訳書を読んだときでした。
そのとき、「この優しい言葉は、どこから来るのだろう?」と感じ、彼女の日本語の美しさに深く魅了されたのです。

この取材は、食野さん宛に出した一通の手紙から始まりました。取材の依頼というよりも、どちらかというとファンレターのようなものだったかもしれません。

朝日の輝きが、風にゆれる枝が、心を満たしてくれる。その喜びを忘れずに生きていきなさい

食野さんが翻訳された言葉の数々が、私にとって人生の道標となっていることを伝えたくて、まずは感謝の気持ちを込めて手紙を送りました。そして後日、改めて依頼の連絡をしました。

そんな私の思いを汲み取ってくださった食野さんは、取材の依頼を快く受け入れ、取材当日には多くの貴重なお話を聞かせてくれました。翻訳家になった経緯、翻訳とは何か、そしてターシャ・テューダーとの交流など、そこから出てくるエピソードは、温かい人柄が溢れる内容でした。

完成したのは、「豊かな人生を送る、考え方のヒント」がたくさん詰まった記事です。ぜひ多くの方に読んでいただけたらと思います。

そしてエッセイでは、ターシャ・テューダについてや、取材当日のことを綴っています。取材文と合わせて、ぜひご覧ください。

担当ライター: 

東京都生まれ。
現在は主に美容や健康、エシカル関連の記事を執筆。
特技は韓国語。

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